軽井沢スキーバス転落

犠牲者は右側に集中 シートベルト着用案内なし 何が生死を分けたのか

【軽井沢スキーバス転落】犠牲者は右側に集中 シートベルト着用案内なし 何が生死を分けたのか
【軽井沢スキーバス転落】犠牲者は右側に集中 シートベルト着用案内なし 何が生死を分けたのか
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 「ドラマでも見ないような光景だった」

 スキーバス転落事故で、あごの骨を折る重傷を負った首都大学東京の男子大学生(20)は産経新聞の取材に当時の状況をそう振り返った。事故の瞬間は寝ていたが、気づいたらバスの外に倒れていたという。友達5人と来ていて、お互い「大丈夫か? 大丈夫か?」と声を掛け合っていたが、友人の一人、田原寛(かん)さん(19)からは返事がなかった。

 男子大学生は事故当時、シートベルトをしていなかったが、同様にシートベルトをしていなかった田原さんは死亡した。

 長野県警の16日の発表によると、死因が判明している被害者のうち、8人が頭蓋内損傷、4人が頸椎(けいつい)損傷。頭や首の負傷が致命傷となっていた。「寝ていた乗客も多いため防御の体勢が取れず、頭や首からそのまま壁や天井に突っ込んでいったようだ」(捜査関係者)。大半がシートベルトをしないまま座っていたとみられる。

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