「手抜き工事で増えた改修費返せ」広島の衣料品メーカー、3億7千万円の賠償求め三井住友建設訴える

 建設時の手抜き工事で本社社屋の耐震改修工事費が増大したとして、衣料品メーカー、アスティ(広島市西区)が14日、社屋を建設した三井住友建設(東京都中央区)に、工事費の増大分など約3億7千万円の損害賠償などを求めて広島地裁に提訴した。

 訴状によると、アスティの社屋は鉄骨造りの7階建てで、昭和55年3月に竣工。東日本大震災などを受けた耐震診断で、柱と梁の接合部の溶接が設計図より強度の低い工法で施工されていたことが判明。耐震改修工事費が約3億2千万円高くなったとしている。

 三井住友建設広報室は「訴状が手元に届いていないので回答できない」としている。