【岡田浩明の野党ウオッチ】「春先に新党」とのたまう維新・松野代表の初夢は正夢か? それとも悪夢か…(1/3ページ) - 産経ニュース

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岡田浩明の野党ウオッチ

「春先に新党」とのたまう維新・松野代表の初夢は正夢か? それとも悪夢か…

統一会派を組んだ民主党と維新の党の合同代議士会に臨む岡田克也代表(右)と松野頼久代表=1月4日、国会内(斎藤良雄撮影)
統一会派を組んだ民主党と維新の党の合同代議士会に臨む岡田克也代表(右)と松野頼久代表=1月4日、国会内(斎藤良雄撮影)

 夏の参院選を迎える今年は年明け早々、統一会派を組んだ民主党と維新の党による新党結成をめぐる言動が活発になっている。維新の松野頼久代表は仕事始めの党会合で「春先には新党(を旗揚げし)、夏の参院選を勝ち抜く」とぶち上げた。新党結成に煮え切らない態度の民主党を牽制したわけだが、結党の方法などをめぐり両党の溝はなお深い。「春先に新党」という初夢は成就するか-。

 松野氏が「春先」と新党結成の期限を示したのは、7月の参院選に新党で臨むには、新しい党名の浸透や選挙公約づくりなどに時間がかかり、準備が間に合わないからだ。

 松野氏の発言に呼応するように、民主党の岡田克也代表も1月6日、「もし新党結成を考えるのであれば3月を過ぎると間に合わない」と述べ、3月を期限に結成の可否を判断する意向を初めて示した。維新側に背中を押されたのか、あらかじめ示し合わせていたのか定かでないが、参院選の日程から逆算すれば、春先に新党に関して何らかの結論を出さなければならないという時間軸は共通している。

 松野氏は翌7日、岡田氏の発言について「大変歓迎しているし、同じ思いだ」と評価した。だが、新党結成に前のめりの松野氏に対し、岡田氏は「もし新党を考えるなら…」と言葉を慎重に選んでいた。2人の思惑が微妙にずれているのは、新党結成の手法をめぐる両党の考え方に隔たりがあるからだ。

 維新の党は両党を解党した上で合流し、新しい党名で臨む「対等合併」を主張している。参院議員5人は旧みんなの党出身で、国会法の規定により対等合併でなければ新党に参加することができないのだ。