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惑星有人探査 日本人が火星に降り立つ日 飛行士に求められる資質とは 村上祐資氏

【iRONNA発】惑星有人探査 日本人が火星に降り立つ日 飛行士に求められる資質とは 村上祐資氏
【iRONNA発】惑星有人探査 日本人が火星に降り立つ日 飛行士に求められる資質とは 村上祐資氏
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 2016年は火星がキーワードになるかもしれない。5月には火星が地球と最接近し、早くも天文ファンの期待が高まっている。そして、各国がしのぎを削る火星探査計画も続々と動き出し、有人探査はもはや現実になりつつある。宇宙開発で乗り遅れる日本だが、日本人が火星に降り立つ日は来るのだろうか。(iRONNA)

 2014年12月、僕は7人の「模擬」火星飛行士のクルーの一人として、米ユタ州の砂漠で訓練に励んでいた。ここは地球上にある「火星」。米国の民間有人火星探査リサーチ財団「Mars Society」が、00年から通称「MDRS」(Mars Desert Research Station)という「模擬」火星基地をこの地に建設し、「本気の火星ごっこ」を行っている。

 僕は、同財団が次に北極で計画する「Mars Arctic 365」という1年間の長期滞在訓練にアジア人としてただ一人、クルー・ファイナリストに選ばれた。そして、その選考試験の一環として、アメリカ人3人、イギリス人1人、フィンランド人1人、ブラジル人1人、日本人1人で構成されたチームでMDRSの施設を使用し、約2週間の「模擬火星生活」訓練を経験した。

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