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北朝鮮がまた飛翔体発射

スクリーン雑記帖

一世一代のどんでん返しにア然の「ピンクとグレー」 夏帆は大胆濡れ場に挑戦

 行定監督は「映画で日本の芸能界を描くのが一番心配だった」と明かす。「僕らが想像している以上に芸能界は派手ではない。ドラマや漫画が大げさに芸能界を描くと『やりすぎだろう』と思える。自分がこの映画でどこまで芸能界を見せ切れるのかな、と不安だった」。ただそれも杞憂にすぎず、自身も映画監督役として出演することで虚実が入り交じった芸能界を描くことに成功している。

 行定監督の作品にはアッと言わせる意外な展開が待っているものが少なくない。例えば、ルームシェアの若者たちの群像劇に連続女性暴行事件を絡めた「パレード」や、上海を舞台にした双子の姉妹をめぐる愛憎劇「真夜中の五分前」などだ。ミステリー映画好きとしては要チェックの監督である。「ピンクとグレー」も期待に違わないストーリー展開だが、監督本人は「ミステリーと思って作っていない」ときっぱり。「他人のことって分からないことだらけですよね。(撮っているのは)分からないものは分からないだろうという話なんです」。つまり人間そのものがミステリーなのだ。