NHK籾井会長定例会見録

「これ、言っていいのかな?」…正月は嵐とタッキーの公演を鑑賞 「ウソの記事」と新聞に不満漏らす場面も

定例会見に出席したNHKの籾井勝人会長=1月7日、東京都渋谷区のNHK放送センター
定例会見に出席したNHKの籾井勝人会長=1月7日、東京都渋谷区のNHK放送センター

 NHKの籾井勝人会長の定例記者会見が7日、東京都渋谷区のNHK放送センターで開かれた。籾井会長は、歴代最低の視聴率(第2部39・2%、関東地区)となった昨年大みそかの紅白歌合戦を繰り返し評価し、正月には人気グループ「嵐」や歌手で俳優の滝沢秀明さんのコンサートを鑑賞したことを告白。一方、東京・渋谷の土地購入計画を見送ったことをめぐり、「ウソの記事が出た」と指摘するなど、一部報道への不満もにじませた。会見の詳報は以下の通り。

紅白「良い出来だった」

 「この年末年始はニュース、番組ともにしっかり放送を行えた。紅白歌合戦は、視聴率がうんぬんされていますけれども、私がNHKホールで直接見た感想としては、逆に視聴率の数字が間違っているという気がするくらい、良い出来だったと思っています」

 「その後、正月休みに音楽関係者と何人か、お会いしましたが、『今回の紅白はこれまでと一味違った』という声もいただいた。ベテランから若手までの出場歌手がそれぞれ代表曲を歌い、戦後70年、放送90年という節目を締めくくっていただいた」

 「笑いや涙の演出も盛りだくさんで、まさに『これぞ紅白』という内容。自画自賛と思われるかもしれないが、私としては、非常に良い紅白だったと思います。ヒット曲に乏しい1年と言われた中、現場は紅白の原点を見失わないようにしながら、新しいことにも挑戦してくれた。今年はさらに新しいアイデアに期待したい」

地域局に8K受信機を整備

 「今年の取り組みについて話したい。1つ目は取材力・制作力の強化。信頼され、魅力のあるコンテンツはNHKの命。より幅広い世代に親しんでいただけるよう、編成の見直しを進めたい」

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