関西の議論

町長、議長がルール破り 上限超えプレミアム商品券購入…ずさんな販売態勢も判明した滋賀・甲良町のお粗末

【関西の議論】町長、議長がルール破り 上限超えプレミアム商品券購入…ずさんな販売態勢も判明した滋賀・甲良町のお粗末
【関西の議論】町長、議長がルール破り 上限超えプレミアム商品券購入…ずさんな販売態勢も判明した滋賀・甲良町のお粗末
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 琵琶湖の東に位置する人口約7千人の滋賀県甲良町で、昨年7月に販売したプレミアム商品券をめぐる混乱が続いている。「1人2冊まで」とするルールを破り、町長が5冊、町議会の議長が30冊をそれぞれ購入していたことが判明。正直にルールを守った町民らから非難の声が上がり、議会が2人の責任を追及する事態に発展、販売方法に関して町のずさんな対応も明らかになった。プレミアム商品券をめぐっては各地で不正なまとめ買いなどが起きているが、今回のケースは町のツートップが関係した不祥事として波紋を広げている。(桑波田仰太)

売り切りたかったので…

 同町が販売したプレミアム商品券は1冊1万円で購入でき、町内の指定店で1万3千円分の買い物ができる。町は、全戸に配布したチラシで「お1人様2冊まで」と呼びかけ、平成27年7月15日から販売。用意した4千冊は同24日に完売した。

 ところが、模範となるべき北川豊昭町長と建部孝夫議長(当時)がこのルールを破り、上限を超えて購入していたことが判明した。

 2人に対する疑惑は8月ごろ、町議らに寄せられた情報がきっかけで浮上。議会は真相を解明するため9月に調査特別委員会を設置し、2人や職員幹部から聞き取り調査を行った。

 北川町長は当初、調査や議会に対し「そうした事実はない」と疑惑を否定していた。しかし11月の調査特別委で、「5冊買った。商品券を売り切りたいという思いがあった」と、上限を超えて購入したことを初めて認めた。

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