経済インサイド

3位転落に焦り? ローソンがなりふり構わぬ電子マネー攻勢 吉と出るか凶と出るか…

 このほかにも、NTTドコモとポイントサービスで提携し、ドコモのポイントとポンタの相互乗り入れなど、顧客囲い込みに向け、さまざまな手を打っている。

 ただ、電子マネーの市場では先に参入した各社がすでに発行枚数や利便性で存在感を示している。2001年に参入した楽天の「楽天Edy(エディ)」は約9280万枚、鉄道会社の定期券などと一体となっている交通系電子マネーの代表格で、04年にスタートした東日本旅客鉄道(JR東日本)の「Suica(スイカ)は5681万枚がすでに発行され広く使われている。

 流通系では、いずれも07年4月にスタートしたイオンの「ワオン」とセブン&アイ・ホールディングス傘下の各社などで使える「nanaco(ナナコ)」の発行枚数と使用可能個所は増え続けている。両社ともグループ各社だけでなく、グループ外の企業にも提携先を広げている。

 さらに、「おさいふポンタ」は電子マネーの主流となっているICチップを内蔵し、カードリーダーにかざす「非接触型」ではなく、決済の度にいちいち店員に渡す必要がある「プリペイド型」。電子マネーとしての「おさいふポンタ」がシェアを拡大していくかは未知数な部分が多い。

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