松本学の野党ウオッチ

統一会派結成で浮かれるニセモノ維新の皆さん 民主党をどれだけ罵倒してきたかお忘れですか?

 「日本未来の党」から立候補した翌12月の衆院選のビラでは、次のような主張も繰り広げている。

 「私の考えは全て民主党の方針と正反対になってしまいました。自分の信念を曲げてまで大きな組織に依存し続けることはできないと考え、信念を貫くために民主党を離れる決断をしました」

 「民主党は自民党と変わらない新自由主義の政策を取るようになっています。第3極と言われる維新の会も基本的には民主、自民と同じ新自由主義。そして、外交面ではどこもタカ派」

 民主党だけでなく、維新の党の前身である旧日本維新の会をも批判の的に据えたわけだが、その初鹿氏が26年末の衆院選には平然と維新の党から出馬し、今度は民主党と組もうというのだから、とんだお笑い草である。

 ちなみに、維新の党の26年衆院選公約には「TPPなど域内経済連携に積極的に関与」とある。「自分の信念を曲げてまで大きな組織に依存し続けることはできない」と威勢よくタンカを切っていたのはどこの誰だったのか。たもとを分かった「おおさか維新の会」の橋下徹前代表、松井一郎代表(大阪府知事)らが、維新の党を「ニセモノ維新」と痛罵するのは、こうした無節操さへの嫌悪感ゆえだろう。

 過去に民主党をヤリ玉にあげてきた維新の党の議員は初鹿氏だけではない。

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