スター・ウォーズ生みの親・ルーカス監督が「フォースの覚醒」を批判 ディズニーへの売却を「奴隷業者に売ってしまった…」

 そして「SW全6作は私の子供だ。私が作り、非常に密接に関わり、それを愛している。私はそれを奴隷業者に売ってしまったのだ」と厳しい表現を使って嘆いた。

試写後に発言撤回も…古参ファンの心情を代弁

 この発言はたちまち物議を醸したため、ルーカス監督は12月31日付で「試写を見る前の発言で、非常に不穏当かつ不適当な例えを用いたことを謝罪します」と事実上、撤回。「記録的なヒットに舞い上がりそうで、この新作と、エイブラムス監督(49)と(ルーカスフィルムの)キャスリーン・ケネディ社長(62)を誇りに思う」と釈明した。

 SWは、1977年に登場した1作目(第4章)を含む旧3部作(第4、5、6章=77年~83年)と新3部作(第1、2、3章=99年~05年)の全6作で構成されてきて、今回のエピソード7は前作から10年ぶりのシリーズ続編となることから、昨年12月18日の公開から12日間で全世界の興行収入が史上最速で10億ドル(約1200億円)を突破するなど空前のヒットを記録している。

 しかし、その一方で、古くからのファンや映画マニアからは「エピソード4/新たなる希望」や「エピソード6/ジェダイの帰還」(83年)の焼き直しといった非難や疑問が噴出。12月28日付のロサンゼルス・タイムズにも「想像力を欠く駄作」などと評するコラムも掲載された。

 今回のルーカス監督の発言は、表現こそ不穏当だったが、その内容は、まさに古参ファンの気持ちを代弁するものともいえ、全世界で大絶賛されるSW最新作に一石を投じるものとして今後、注目を集めそうだ。

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