未知のスパイス! 英国の百貨店も注文 兵庫・養父産の「朝倉山椒」 家康への献上品、国家戦略特区から世界ブランドへ(1/2ページ) - 産経ニュース

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未知のスパイス! 英国の百貨店も注文 兵庫・養父産の「朝倉山椒」 家康への献上品、国家戦略特区から世界ブランドへ

未知のスパイス! 英国の百貨店も注文 兵庫・養父産の「朝倉山椒」 家康への献上品、国家戦略特区から世界ブランドへ
未知のスパイス! 英国の百貨店も注文 兵庫・養父産の「朝倉山椒」 家康への献上品、国家戦略特区から世界ブランドへ
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 農業分野で政府の国家戦略特区に指定された兵庫県養父(やぶ)市の特産品、朝倉山椒(さんしょう)の国際ブランド化に向けた官民の取り組みが活発になってきた。市内の洋菓子店が調味料として加工した商品が英ロンドンの百貨店から「仕入れたい」との申し出があり、早ければ年内にも店頭に並ぶ。イタリアなど欧州のレストランからも注文が相次ぎ、市の100%出資会社「やぶパートナーズ」は平成28年5月の収穫時にあわせた出荷を目指す。

 朝倉山椒は、養父市八鹿(ようか)町朝倉に自生種が栽培された。慶長16(1611)年に徳川家康に献上されたとの記録も残るほどの特産品だ。地元農家が改良を重ね、現在は市内で約1万本が栽培されている。山椒特有のピリピリ感に加えて、フルーティーでまろやかな風味が特徴という。だが、最近まで地元を中心につくだ煮などの保存食として消費される程度だった。

 英百貨店から注文があったのは、洋菓子店を養父市などで展開する「カタシマ」が加工した調味料「朝倉山椒のタプナード」。オリーブやニンニクをペーストにしてパンなどにつけて食べる南仏定番のタプナードをヒントにした。同社の広氏隆之営業部長が「山椒はウナギのかば焼きに振って食べるなど脂っこい料理との相性がいい。西洋料理にも合うのでは」と提案したことから開発された。

 平成27年3月に国内で発売したところ好評で、同年7月、食をテーマにイタリア・ミラノで開かれていた国際博覧会(ミラノ万博)に出展すると…。