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さらば、タカとユージ-。昭和61年のテレビドラマ第1作放送以来、30年以上にわたって高い人気を集めてきた「あぶない刑事」シリーズが、30日公開の「さらば あぶない刑事」でついに完結する。前作「まだまだ-」から10年、定年を目前に控えながらも、巨大組織の陰謀に立ち向かう2人。舘ひろしと柴田恭兵が変わらぬダンディズムとセクシーさで観客を魅了する。(岡本耕治)
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10年ぶりの続編だが、慣れ親しんだキャラクターだけに、舘は「何の抵抗もなくタカに戻れた」、柴田も「髪をセットして、サングラスかけたら、あっという間に大下勇次のできあがり」と笑い合う。
派手なカーチェイス、華麗なガンアクション、そして吉川晃司と舘のオートバイアクションでの一騎打ち…と盛りだくさんの内容。製作に入る前に、舘と柴田は村川透監督らと議論を重ねた。
舘は「シリーズの後半は、やや軽くなりすぎていたので、原点回帰したかった。物語をしっかり固め、ハードボイルドでスタイリッシュ、ファッショナブルな作風に戻したいと提案した」。柴田も「エンディングでストップモーションを使うことなど、いろいろ意見を出した」という。