プロ野球通信

激突回避で衝突必至? 2016年、プロ野球が変わる

 ある意味でルール変更のきっかけの一人ともいえるのが、ヤクルトの田中雅彦捕手だ。13年5月、阪神のマートン外野手(当時)からタックルを受け鎖骨を骨折。交錯プレーの危険性を改めて認識させた。田中は「ルールとして審判がしっかり取ってくれるのであればいいと思う、けがはしたくないので。ただ、捕手としてはブロックするよう体に染みついているから適応できるまでは不安もある」と偽らざる心境を明かす。

 別のある捕手は「追いタッチは仕方ないとしても、1点にかかわる問題なので、球団側にも理解してほしい側面もある。様子をみながらブロックをするしかないのかなとも思う」と話す。

 しかも追いタッチには技術的な弱点もあるという。「キャッチャーミットは正面から来た球を受けるように作られている。自分のミットだけかもしれないが、追いタッチをすると球がミットからこぼれる可能性が高まる」と指摘する。

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