プロ野球通信

激突回避で衝突必至? 2016年、プロ野球が変わる

2013年5月12日のヤクルト-阪神戦の四回、阪神・マートン㊤と本塁上で交錯したヤクルト・田中は鎖骨を骨折した
2013年5月12日のヤクルト-阪神戦の四回、阪神・マートン㊤と本塁上で交錯したヤクルト・田中は鎖骨を骨折した

 2016年のプロ野球で大きく変わる規則がある。「コリジョンルール」は本塁上での衝突を禁止するルールだ。

 捕手は捕球前のブロックはできず、走路を空けておかなければセーフ。一方、走者はボールを持った守備側の選手にタックルした時点でアウトになる。すでに米大リーグでは15年シーズンから導入され、国際大会「プレミア12」でも適用された。プロ野球でも15年のフェニックスリーグや、各チームの秋季キャンプでも取り組みが始まっている。

 このルールで最も影響を受けるのは、ホームを守る捕手だろう。これまで捕手の多くは少年野球時代から「逃げるな」と教えられてきた。コリジョンルールが導入されれば、必然的にベース上からインフィールドよりに構えざるを得なくなり、走者には後ろから追いかけるような形でのタッチになる。コンマ何秒でセーフなる確率が高まることになり、この追いタッチも「やってはいけないプレー」として教え込まれてきた。

会員限定記事会員サービス詳細