スポーツ岡目八目

オープン直後に改修で失笑 韓国「21世紀最悪」ドーム球場 日本人が鼻で笑う!?

 足かけ7年の月日と総工費2700億ウォン(約290億円)をかけて先月、韓国・ソウル市内でお披露目された同国初のドーム球場「高尺(コチョク)スカイドーム」が、オープン直後から野球ファンらの総攻撃を受けた挙げ句に大規模な改修工事に入り、失笑を買っている。

欠陥だらけ

 このドームは、韓国アマチュア野球の聖地といわれた東大門球場跡に建設。2009年の着工から2400日に及ぶ工事の末、9月に完成した。韓国の各メディアは《内野にはメジャーを意識して米国産の土を入れ》《厚さ1ミリの繊維を使用したバックネットのおかげで試合が見やすく》《屋根には「透明遮音膜」を設置し、騒音対策にも努力》と一定の評価を与え、スポーツ解説者の「大リーグのスタジアムを比べても引けをとらない」という言葉を引用した。

 ところが、そこから2カ月後、11月4日にオープンし、ファンにその姿が公開されると風向きが一変。まあ出るわ出るわ、各メディアやファンから批判の嵐が吹き上がった。あまりに多いので主なものを箇条書きで紹介すると-

 ・狭い座席が多いところで31席並び、最悪15人に「スイマセン、スイマセン」と言わなくてはトイレにも行けない

 ・電光掲示板(横24メートル、通常は約35メートル)が小さすぎて望遠鏡でないとみえない

 ・内野席と外野席が完全に分離、つないでいるエレベーターは1基のみ

 ・ダグアウト(ベンチ)に屋根がないので、観客が投げたゴミが選手に当たる

 ・駐車場が少ない、天井がグレーで打球が守備陣の視界から消える…

 朝鮮日報は「21世紀最悪のドーム球場」とこきおろしたうえで、「新たに建設することも検討すべき」と訴えた。

ぶれまくった計画

 場所からみてもわかるように、2007年の計画当時には何の変哲もないアマチュア専用球場として建設される予定だった。

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