産経抄

「慰安婦像撤去」こそ来年の10大ニュースに 12月30日

 今年の10大ニュース海外編の発表が、本日の紙面でよかった。一日でも早かったら、「慰安婦問題で日本と韓国の合意」は、2位にランクされなかった。この問題に固執する朴槿恵(パク・クネ)大統領は、外遊の先々で日本を批判する、「告げ口外交」を続けてきた。

 ▼今回一転して、対日関係の改善を急いだ理由は何だろう。両国関係の冷え込みは、韓国経済に悪影響を及ぼす要因にまでなり、財界を中心に憂慮の声が上がっていた。反日親中に傾斜しすぎている、との米国の疑念を晴らす必要もあったようだ。

 ▼小欄はさらに、「北朝鮮」をキーワードに挙げたい。韓国のある新聞が発表した国内の10大ニュースで、3位にランクされたのが、「歴史教科書の国定化」だった。韓国の中学、高校の歴史教科書は、左派系学者の強い影響を受け、北朝鮮を美化する記述まで目立つ。

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