韓国大不振

1億ドル輸出企業4割減の惨状 例年お祭り騒ぎだった「貿易の日」は一転して沈鬱ムードに…

 それが今年は一転、沈鬱なムードに包まれたようだ。

 中央日報などによると、韓国は今年、輸出と輸入のいずれも11カ月連続で前年から減少した。1~11月の輸出は前年同期比7.6%減の4846億ドルで、輸入も16.6%減の4014億ドルにとどまった。貿易実績は8860億ドルとなり、すでに1兆ドル達成は不可能とみられている。

 式典で、1年間の輸出実績が1億ドルに達した企業に贈られる「1億ドル輸出の塔」の受賞企業も昨年の95社から今年は59社に38%減少した。これは世界金融危機直後の2009年と同水準だ。

 「韓国の貿易は世界に向かう航路をさらに開いて新たな挑戦に合わせ創意と革新で再武装しなければならない」

 式典に出席した朴槿恵(パク・クネ)大統領がこう危機感をあらわにしたのは無理もない。

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 不振の背景には世界経済の成長鈍化による貿易の停滞があるのは間違いないだろう。

 だが、外部環境の悪化だけで好調を続けた韓国の輸出に急ブレーキがかかった事実は説明しきれない。