韓国大不振

1億ドル輸出企業4割減の惨状 例年お祭り騒ぎだった「貿易の日」は一転して沈鬱ムードに…

 韓国経済が日中のはざまであえいでいる。頼みの輸出が今年は11カ月連続減と不振を極めており、中国に技術力で追い上げられ、日本にも価格競争力で劣勢に立たされたとの嘆き節が広がっている。そんな韓国にとって、大きな脅威となっているのは日米などの環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)だ。巨大自由貿易圏から弾き出されれば輸出競争力のさらなる低下は免れそうにないだけに、韓国が日本にTPPへの参加承認を懇願する日も近いかもしれない。

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 韓国は12月5日を「貿易の日」と定めている。1964年11月30日の輸出1億ドル(約120億円)突破を記念した「輸出の日」を継承したもので、2011年12月5日の貿易1兆ドル達成を契機に翌年から名称と日付も変更した。

 その記念式典が毎年ソウルで開かれており、昨年はそれこそ「お祭り騒ぎ」だったという。貿易1兆ドルを4年連続で記録し、輸出と貿易黒字ともに過去最大を更新したからだ。