あめりかノート

「安倍首相の軍国主義化防ぐ…」 偏向と独善の「憲法9条にノーベル平和賞を」運動 歪んだ構図に見える中韓の思惑とは 古森義久

 そのダデン氏が米側の多様なメディアで憲法9条のノーベル平和賞推薦を頻繁に中韓両国に向かって呼びかけている。その内容は「日本政府の改憲による中国との戦争への前進」や「安倍晋三首相の軍国主義化」を防ぐために署名を、という訴えなのだ。米国の政府とも国民多数派ともまったく異なるこんな極端な政治主張が日本のためと称するノーベル平和賞国際運動の核心なのである。

 日本国内で重みを持つノーベル賞にからむゆがんだ構図を当事国の日本として放置するわけにはいくまい。日本国民の間にもこの動きに反対する声が多数あることをノーベル委員会も含めて外部の多方面に明確に発信すべきだろう。(ワシントン駐在客員特派員・古森義久)