産経抄

「世界が見ている」 韓国にさらなる決断を促す勝算とは 12月26日

 ▼「世界が見ている」。政府関係者はこう指摘し、安倍首相は周囲に「約束を文書化させる」と語る。日韓間だけの口約束ならばともかく、国際公約となれば覆した方が非難されるとの現状認識があるようだ。

 ▼国際情勢もあるだろう。南シナ海で対中対決姿勢を強める米国は、中国傾斜を深めてきた同盟国の韓国に、対日関係改善を迫る。「中立を保つことはあまり有効な選択ではない。(中略)勝者にとっては敵になるだけでなく、敗者にとっても助けてくれなかったということで敵視される」。朴槿恵(パク・クネ)大統領には、このマキャベリの言葉を贈りたい。