九州定番「マルタイ棒ラーメン」がアジアを席巻 海外売上高2年で5倍に 独占販売の話も続々…

 海外での棒ラーメンブームは円安など外部要因に頼る部分も大きい。原田氏はそれに頼りきりにはならない。関税が低いシンガポールを念頭に、より大きな市場の開拓を目指している。「円高になれば売り上げもどうなるかは分からない。1つの地域で転べば終わり、ではなく、海外であと1つか2つ、商品を安定的に売れる市場を見つけたい」と攻めの姿勢は忘れない。

 海外での成功事例が増え、マルタイには、商品の独占販売の話などが次々と転がり込んでいる。

 そこでは、信頼できる問屋との連携が欠かせない。どのスーパーにどれほどの商品を納入できる見込みがあるのかを慎重に見極め、次の一手を探っている。

 マルタイ人気の背景には何よりも安心して手に取れるという「メイド・イン・ジャパン」への信頼感がある。棒ラーメンのアジアへの浸透は、マルタイに限らず「九州ブランド」のイメージアップにも一役買っている。

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