大手の冬ボーナス、製造業が過去最高 全体でも88万593円、3.79%増 経団連まとめ

 経団連が18日発表した今冬の賞与・一時金(ボーナス)の最終集計によると、大手企業の平均妥結額は、製造業が前年実績比4.19%増の89万6279円で、製造業、非製造業の区分を始めた平成9年以降過去最高となった。全体でも、88万593円で3.79%と大きな伸びをみせ、平成19年、20年、18年に続いて過去4番目の水準となった。

 企業が賃上げを進めていることに加え、自動車などの輸出型産業が円安によって好業績を記録していることが背景にある。業種別では自動車が98万355円(2.27%増)でトップ。これに食品が94万337円(5.2%増)と続いた。

 この調査は、東京証券取引所1部に上場する従業員500人以上の245社を対象にしたもので157社から回答を得た。これに対し、みずほ証券による民間企業全体の予測では2年ぶりに冬のボーナスは減少するとされ、大企業と中堅・中小の格差が広がっているとの指摘もある。このため来年の春闘ではこの格差是正も課題となりそうだ。

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