「こだいちゃん」が20年間保管のタイムカプセル開封 奈良

 藤原京創都1300年を記念し、平成7年3~5月に開催された博覧会「ロマントピア藤原京’95」の記念品や入場者・スタッフらから募集したメッセージを納めたタイムカプセルが、橿原市のかしはら万葉ホールで開封された。市では、メッセージを書いた人に郵送。記念品は26日まで、歴史に憩う橿原市博物館で公開されている。

 タイムカプセルは、ロマントピアのマスコットキャラクター「こだいちゃん」の形。記念品などを納めて20年間、かしはら万葉ホール1階ロビーに置かれていた。

 開封セレモニーでは吉本重男教育長がタイムカプセルの後の扉を開け、中の記念品などを取り出して出席者に紹介。こだいちゃんのぬいぐるみや原画、パンフレット類のほか当時の記録ビデオ、新聞記事のスクラップ、記念はがきやタバコ、ビールの缶もあった。

 メッセージは130件あり、当時メッセージを書いた人たちも出席。博覧会でコンパニオンを務めた同市の竹内房子さん(50)は当時、2人の子供に宛てて書いた「長い人生いろんなことがあると思うが、前向きに一生懸命歩んでほしい。周囲の人たちを大切にする人であってほしい」とのメッセージを披露した。

 ともに出席した長女の会社員、沙弥香(さやか)さん(25)は「母がそのとき考えていたことがよくわかりました。私も親になったとき、そうしたメッセージを子供に残していきたい」と語った。