フィリピン児童買春・撮影の元校長公判詳報

1万人超すみだらな行為に連ねる悔悟の言葉 「倫理観のなさ、節度のなさ強く感じる」「罪の意識強かった」

 高島被告「ございません」

 弁護士「今後フィリピンに行って買春を行うことは」

 高島被告「(力強く)絶対にございません。本当に深く反省しております」

 弁護士「絶対にしないといえる理由は」

 高島被告「1年前倒しで退職し、年金生活者でございますから経済的な裏付けがなく、家のローン返済もあり、それが一番大きな理由です」

 弁護士「心情的にはどうか」

 高島被告「年齢も重ねて気力も体力も落ち、外観も含め、魅力も全然ないと思うし、そういう気持ちには全くなりません。テレビに若い女の子が出てくるのを見るのもいやになっていたくらいでした」

 弁護士「逮捕されなかったら続けていたのか」

 高島被告「65歳で定年退職をする予定だったので、退職後はやめると決意していました」

 弁護士「仕事は定年で退職したか」

 高島被告「違います。職場にも警察の捜査が入り、所長らが相談し『1年前倒しで辞めてくれないか』と聞かれ、当然のことだと思い退職しました」

 弁護士「逮捕後引きこもっているということだが何をしているのか」

 高島被告「本を読んだり、息子のために料理を作ったり洗濯をしたり、家内の家事の負担を軽くできればと思っています」

 弁護士「処分が決まり、落ち着いた後は何をしたいか」

 高島被告「一番したいのは本当は仕事です。逮捕前は仕事人間だったので、仕事を失ったことに一番呆然(ぼうぜん)としております。社会とつながりを持てる仕事がしたいですが、難しいならばボランティアなどに参加していきたいです。タガログ語が話せるので、その力が衰えないように研鑽(けんさん)を続けて何かの役に立てていければと考えています」

 弁護士「退職前は雑誌の仕事などもしていたようだが」

 高島被告「文章を書くことが好きなので、そういった仕事につければいいなと思っています」

 今後の希望をさまざまに語る高島被告。弁護士、検察官から問われた自身の行動については、悔悟の言葉を繰り返した。