感謝状を受け取った女児は「うれしい。詐欺だと気がついたときはびっくりした。私も電話を受けて、お金がほしいと話されたら詐欺かもしれないと疑うようにしたい」。母親も「家ではおっとりした子なので驚いた」と話した。
同署の山口勝隆署長は「お見事。父親の出張を伝えあっていたりと、家族のコミュニケーションが生きた事案。だまされる人を対象に啓発活動をしてきたが、地域や子供に防止の啓発をすることも意味があるかもしれない」と話した。
児童の通う小学校の校長は「自分で自分を守ろうと教育しているが、こういう形で家族を守れたのは本当に素晴らしく、学校の誇り」と称賛した。