【主張】水際警備 靖国事件は重大な警鐘だ(1/2ページ) - 産経ニュース

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水際警備 靖国事件は重大な警鐘だ

 靖国神社で爆発音がした事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人の男は、再入国の際にも爆発物の材料となる火薬のようなものを所持していたとされる。

 新嘗祭(にいなめさい)当日の11月23日に同神社の公衆トイレで爆発音がした際にも男が日本国内で材料を調達した形跡はなく、韓国から持ち込んだものとみられる。

 同一人物が、2度も危険な不審物を空路で持ち込んだことになる。出入国時に空港でこれを見逃した日韓両国は、大いに反省しなくてはならない。

 爆発音がした靖国神社のトイレからは、火薬のようなものが詰められた金属パイプ4本とタイマーや電子基板、リード線、乾電池などがみつかっている。男が韓国から羽田空港に再入国した際にもタイマーや火薬のようなものを所持していたという。

 石井啓一国土交通相は「機内への危険物の持ち込みは、出国側で検査するのが国際ルールだ」と述べ、保安検査は韓国側の責任だと指摘した。機内で爆発などがあれば墜落などの惨事も予想され、出国側が責任を持つとの国交省の見解は当然だ。だがそれで、入国側に責任がないわけではない。

 国内では来年の主要国首脳会議や2020年東京五輪の開催を控えており、水際警備に万全を期す必要がある。