【Jの新星(11)】柏・MF中川寛斗 「背の低い選手に夢を与えたい」 155センチがJ初ゴール(1/3ページ) - 産経ニュース

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Jの新星(11)

柏・MF中川寛斗 「背の低い選手に夢を与えたい」 155センチがJ初ゴール

 現役Jリーガーで最も背の低い155センチ。柏のMF中川寛斗(21)は、そんな小さな体を「武器」と捉え、プロの世界で奮闘している。10月3日の名古屋戦(第2ステージ第13節)でJリーグ初得点を奪うなど、今季は飛躍への足がかりを作った。「背の低い大勢の選手に夢を与えたい」。強い使命感を胸に、ピッチを駆け回る。

 小学6年生のときの身長は127センチ。平均より約20センチも低かった。将来どこまで身長が伸びるか悩み、病院にも通った。医療の力を借りて伸ばすことも薦められたが、「親からもらった大切な体。この体でサッカーがしたい」と、ありのままの自分で勝負する道を選んだ。

 Jリーガーになることを夢見た少年は、目標にすべき体の小さな選手はいないか調べた。しかしプロの世界で活躍する150センチ台の選手は見当たらなかった。そこで気持ちを切り替えられるのが中川の強さ。「そうか、それなら僕がそういう選手になればいいんだ。小さな選手のお手本になるような」

 体が小さいからこそできるプレーは何か-。柏の下部チームで小中高時代を過ごし、大きな体のDF陣の間をするりと抜ける動き、俊敏性などを徹底的に鍛えてきた。「170センチ、180センチのプレーヤーが僕と同じことをしても通用しない。小さい体は僕の武器なんです」。いつしか胸を張って言えるようになった。