南海トラフを想定し関空や伊丹空港の復旧計画を策定 24時間以内に運用再開を目指す

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する新関西国際空港会社は8日、南海トラフ巨大地震や、地震による津波などを想定した「BCP(災害時の事業継続計画)」を発表した。

 両空港は、大阪府から大規模災害時の航空輸送基地に位置づけられており、同社は具体的な被害想定と復旧にかかる時間を試算してBCPを策定。利用者らの安全確保や空港機能の早期回復を図るとともに、地震発生後(大津波警報が発令されている場合は警報解除後)、7時間以内にヘリコプターでのDMAT(災害医療派遣チーム)の輸送受け入れや、24時間以内に飛行機での緊急物資輸送をそれぞれ可能にするなど、防災拠点としての役割を果たすとしている。

 関空について、大阪府は震度6弱の南海トラフ巨大地震が起きた場合、最大2・6メートルの津波が約1時間20分後に来て、一部が浸水すると想定している。これを受け同社は防潮壁を建設中で、完成すれば浸水被害は防げるとしている。

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