安保法廃止集会詳報(4)

学者の会・三島憲一大阪大名誉教授「誰も住んでいない小さな島を尖閣、尖閣と騒ぐのは非現実的」

 「しかし、こうした政治家ナショナリズム、役人ナショナリズム、ミリタリーナショナリズム、それに核燃料サイクルナショナリズムはもう結構だ。ゾンビの特徴は字が読めないことだ。早大の長谷部(恭男教授)さんが安保法制に反対なことは、新聞や日ごろの発言から誰の目にも明らかだった。その彼に援護射撃を期待して国会に招いたということは、ゾンビたちの誰も新聞一つ読んでいなかった何よりの証拠だ。文字を読まない人は批判を恐れる。しかし、ゾンビには手ごわい特徴がある。ドンドン仲間を増やして、選挙に強いという特徴だ。来年の参院選に向けてバラマキ予算を作りながら、他方で社会保障の減額と、防衛予算の少なくとも2000億円の増加を狙っている。これまでの暗黙の約束を超えた金額になる。戦闘機やオスプレイを買い込まなければ、待機児童ゼロも決して不可能ではない」

 「参院選に向けて歩き出した夢戦略に対抗して、非現実的な夢をつぶす運動を盛り上げていこうではないか。日本の選挙は中間層、それもセンターレフト、リベラルレフトの中間層をひきつけなければ勝てない。自分の会社も伸びてほしい、給料も上がってほしいが、戦争は嫌だ。戦後の日本の価値を守りたい。自分でおいしいものを食べたいが、35%の人が苦しい生活をしているのはまずい。自分さえ良ければいいというわけにはいかない、そう考えているセンターレフトの方々がたくさんいる」

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