スクリーン雑記帖・予告編つき

スーパーモデルのTAO、女優業を最優先へ 日本人の心を忘れず「中途半端はいや」

【スクリーン雑記帖・予告編つき】スーパーモデルのTAO、女優業を最優先へ 日本人の心を忘れず「中途半端はいや」
【スクリーン雑記帖・予告編つき】スーパーモデルのTAO、女優業を最優先へ 日本人の心を忘れず「中途半端はいや」
その他の写真を見る (1/8枚)

 世界のトップモデルとして活躍し、ハリウッド映画「ウルヴァリン:SAMURAI」(2013年)のヒロイン役で幸運な女優デビューを果たしたTAO=本名・岡本多緒=(30)が、今後は女優業を最優先させていくことが本人への取材で分かった。現在公開中の「クロスロード」(すずきじゅんいち監督)では明るく責任感の強い青年海外協力隊員役で日本映画に初出演しており、「今はお芝居を真剣にやりたい」と意気込んでいる。

 千葉県出身のTAOは身長177センチで英語はペラペラ。国際派女優としての素質は十分だ。東京のモデル事務所に入ったのは14歳のとき。「背が高かったので、身長のコンプレックスからモデルを始めた」と明かす。

 「日本のファッションデザイナーや専門誌には受けが悪いけど海外デザイナーの来日ファッションショーでは必ずオーディションに受かった。『じゃあ私のことをきちんと評価してくれるところで仕事をしよう』と思った」と述懐する。「いつかは日本の人たちに認めてもらいたいなという思いがあったんです」

会員限定記事会員サービス詳細