蜷川実花さんが「道後アート2015」初来訪 「幻想的で美しい」

 松山市の道後温泉で開催中のアートイベント「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」のメーンアーティストである、写真家で映画監督の蜷川実花さんが2日、現地を初視察。「理屈抜きに楽しくきれいと思ってもらえるようなアートにした。(私にとっても)すごくいい経験になった」などと感想を語った。

 このイベントは、昨年の「道後オンセナート」を引き継ぐ温泉とアートのコラボとして、5月から開催。蜷川さんはメーンビジュアルなどを創作し、作品は道後温泉本館の室内装飾や障子、浴衣、ラッピング電車などに使われて、温泉街は蜷川カラー一色に染められている。

 蜷川さんはプライベートの都合で来訪できず、イベントを見るのは今回が初。前日に松山入りして、大和屋本店の自らの作品で彩られた「ホテル ホリゾンタル」の部屋に宿泊。この日は本館2階の神の湯休憩室で、野志克仁市長の出迎えを受け対談した。

 本館のアートについて蜷川さんは「建物の力が強いので、懐に飛び込む感じで全力で体当たりできた。われながら不思議に合っていると思うし、特に夜は幻想的で美しい」と感想。さらに「オンセナートもぜひ見たかった。歴史あるものと新しいアートが融合してよくなることはすてき。立体的な空間を作品で覆い尽くす創作活動ができ、想像していたよりも大きな経験になった」と話していた。

 同イベントは来年2月末まで開催されている。

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