野党再編

埋没危機の次世代・元気会・改革…第三極で統一会派模索も おおさか維新は慎重姿勢崩さず 

 これらの分散している「第三極」勢力を会派でみると、小沢鋭仁元環境相らおおさか維新との連携に意欲的な無所属4人を含めた統一会派が実現すれば、衆院で17人、参院では20人となる。特に参院は共産党を上回って公明党と並ぶなど、国会質疑などで存在感を高めることが可能だ。

 だが、肝心のおおさか維新は統一会派に後ろ向きで、幹部は「交渉はしているが、厳しい」と強調する。前身の旧日本維新の会で路線対立から次世代と分かれたことへの不信感はいまだ解消されず、勢力拡大を狙って旧結いの党と結成した維新の党も約1年で分裂した苦い教訓がある。

 おおさか維新幹事長の松井一郎大阪府知事は小沢氏らとの連携にも慎重で、「苦しいときに離れ、勢いに乗ったら近づいてくる人々に不信感を抱いている」(党幹部)という。大阪を前面に出した純化路線でダブル選を制したとの自負もあり、勢いに水を差す分裂の再現は避けたいようだ。     (内藤慎二)

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