内藤慎二の野党ウオッチ

大阪ダブル選で露見した「共産党アレルギー」の破壊力 志位氏の熱い視線に民主党は戦々恐々?

 共産党に対する厳しさは維新の党も変わらない。

 代表選(12月6日開票)に立候補した松野頼久代表と小野次郎総務会長は24日の共同記者会見で、共産党とは距離を置く考えを強調している。松野氏が「共産党との間では政策が違うので選挙協力はない。自発的に候補者を退いてくれるとかであれば好ましいと思うが、政策協議なり選挙協力はあり得ない」と断言すれば、小野氏も「連合として何か一つの形をつくるのはあり得ない」と続けた。

 大阪ダブル選と国政選挙の情勢を単純比較はできない。ただ、国民連合政府の名で政権交代を果たすにしても保守層を含む幅広い支持を得ることが不可欠だ。

 「共産党の協力は必ずしも他の野党にとってプラスとはならない。それによって『逃げる票』もある」と指摘するのは維新の党幹部。ダブル選で露見した共産党アレルギーの破壊力は、反政府・与党で一致する野党をもビビらせつつある。

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