■3つの割引適用→最大で33・5%の割引に
茨城交通(水戸市)は12月1日から、路線バスの運賃支払いに利用できる独自のICカード「いばっピ」を導入する。
高速バスとコミュニティーバスを除く全路線バスが対象。いばっピの利用者には通常運賃から10%割り引くほか、平日の午前10時~午後2時までに乗車または降車すれば、さらに10%の割引がある。同社の路線バスを60分以内に乗り継いだ場合は、2回目の運賃から50円割引となる。
この3つの割引が適用された場合、最大で33・5%の割引になるという。
クレジットカードを登録すると、残高が1千円以下になった場合に自動的に一定金額を入金するオートチャージ機能もある。
いばっピは、25日から水戸市とひたちなか市など県内9営業所と水戸駅前案内所で1枚2千円(保証金500円分含む)で販売している。
これに伴い、回数券は一部を除いて30日で販売を終了させ、来年6月末で使用と払い戻しもできなくなる。同社では来年2月には定期券もいばっピへ移行することを予定している。