【米コロラド州銃撃】「事態は決着した」3人射殺し投降の男の動機は…中絶医狙った事件は以前も - 産経ニュース

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米コロラド州銃撃

「事態は決着した」3人射殺し投降の男の動機は…中絶医狙った事件は以前も

 【サンフランシスコ=中村将】米西部コロラド州コロラドスプリングズにある人工妊娠中絶を施す施設で27日、発砲事件があり、現場に駆けつけた警察官1人を含む3人が死亡、約10人が負傷した。米メディアが報じた。

 犯人の男は施設に立てこもり、現場を取り囲んだ警察官らと銃撃戦となったが、事件発生から約5時間後に投降した。男は爆発物を所持していた可能性もあり、警察が現場周辺を捜索した。AP通信によると、男はロバート・ディア容疑者。

 コロラドスプリングズのジョン・サザーズ市長は「事態は決着した。市民への危機が続くことはもうない」と話した。

 施設を運営するのは「プランド・ペアレントフッド」と呼ばれる出産や避妊に関する女性の権利を擁護する民間非営利団体(NPO)。米国では、妊娠中絶を認めるべきだという意見がある一方で、宗教観や道徳的な価値観から反対派も多く、是非をめぐり世論は二分している。

 米世論調査会社ギャラップの最近の調査では、米国で中絶反対派は44%で、容認派は50%。警察は今回の事件と中絶問題が関係していないかどうか、犯行の動機について調べを進める。

 2009年5月には、中西部カンザス州の教会で、中絶手術を行う産婦人科医が日曜礼拝の最中に中絶反対派の男に射殺される事件も起きている。