中国、原発輸出を加速 アルゼンチンと契約、英国に続き 資金提供持ちかけケニア、パキスタンなどとも交渉 安全性確保に不安も

 中国製原子炉は既存の原発に比べ、導入コストが3分の2程度で済むのが利点だ。加えて、中国政府は制度金融など低利融資の資金支援をセットで売り込む。その代わりに建設は中国企業が受注するヒモ付き契約が原則となる。

 習近平指導部が打ち出した「新シルクロード(一帯一路)構想」の範囲で見込まれる原発建設計画は2030年までに約60カ国で200基以上とされる。国内では全土で10カ所で26基の原子炉が稼働中。さらに約25基が建設中だが、運用実績や事故対応の経験が乏しく、人員も不足気味なのが実情だ。