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「もうステージに立てないかも…」 適切治療で克服 演歌歌手・原田悠里さん(60)

原田悠里さん
原田悠里さん

 演歌歌手の原田悠里さんは、代表曲の一つ「津軽の花」が発売された平成11年、突発性難聴に見舞われた。キャリアが上り坂の大事な時に、「もうステージに立てないかも」との思いが頭をよぎった。適切な治療とストレスの克服で症状は治まった。だが、歌手にとって耳は命。15年たった今でも定期的なチェックは欠かさない。(兼松康)                  

 デビュー18年目の11年2月に発売した「津軽の花」が好調で、売れ行きがさらに上向いてきた春先、歌っていると鈴の音が聞こえるようになってきました。「チリチリ」。雑音というよりもきれいな音。耳をふさいでも聞こえるので、「これはおかしい」とすぐに思いました。

 耳のことでしたので最初は耳鼻科へ行ったのですが、医師に「ストレスですね」とあっさり言われました。夏から秋にかけて、すごくハードなスケジュールが組まれていたので、気がつかないうちにストレスを感じていたのでしょうね。事務所からは「今年は絶対に紅白に行くんだぞ」という期待を掛けてもらっていましたし…。