お笑いでコミュニケーション力 大阪市立新北島小学校、漫才取り入れ

 子供たちのコミュニケーション力を伸ばそうと、漫才を取り入れた大阪ならではの特別授業が25日、大阪市住之江区の市立新北島小学校であり、6年生約130人がお笑いの基本である「ボケ」と「ツッコミ」を体感した。

 関西の笑いの文化を教育に役立てようと、NPO法人「関西演芸推進協議会」(大阪市浪速区)が取り組む「笑学ワークショップ」の一環。プロの芸人から、話の展開を読む力や学校生活を送る上で大切なユーモアのセンスなどを笑いながら学んでもらうのが狙いだ。

 この日は紅白の幕を張った多目的ルームを舞台に、子供たちが笑い方や拍手の仕方などを練習。盛り上がったところで若手漫才コンビ「ブランケット」が登場し、「学校の行事で一番楽しかったんは?」「僕が一番好きやったんは健康診断」「それ行事ちゃうやん!」などと、ボケとツッコミの実演を披露した。

 その後、実際に子供たちを「相方」に即興の漫才を繰り広げ、会場は大きな笑いに包まれた。

 漫才に挑戦した武田知也君(11)は「みんなの前で漫才するのは緊張したけど、楽しかった。ウケたのでまたやってみたい」と話していた。

 同協議会は平成24年から府内を中心に、小学校など約60校でワークショップを実施。同協議会幹事の堀之内卓さん(41)は「コミュニケーション力が高まれば人間関係が円滑になり、少しでもいじめ防止につながれば」と期待を寄せている。

会員限定記事会員サービス詳細