香港区議選

デモ参加の「傘兵」が善戦、民主派が議席伸ばす 政治に覚醒、投票率も過去最高

 【上海=河崎真澄】香港で22日に投票された第5期区議会(地方議会)議員選は23日に開票が終わり、香港紙、明報(電子版)によると、民主派政党が現在の78議席から106議席に伸ばして善戦した。選挙制度の民主化を求めた昨年の街頭占拠デモ後、香港全域を対象とする選挙は初めて。「雨傘運動」と呼ばれたデモに参加した若者で「傘兵」と名付けられた新人候補者も8人が当選。これを加え、民主派は合わせて114議席になった。

 有権者は18歳以上で登録済みの369万4千人。1人1票の普通選挙で、投票率は過去最高の47%に達した。昨年9~12月の民主派デモを機に、大学生など若者を含む香港市民の政治意識が高まったとみられる。

 香港を18区に分けた区議会選は、431の選挙区ごとに1人ずつ選出するが、今回は立候補者が1人で無投票当選が決まった68選挙区以外の363議席を、867人の候補者で争った。

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