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「安保賛成」学長が敗れた波乱の同志社学長選…得票数ぐらい明らかにしては

【デスクから】「安保賛成」学長が敗れた波乱の同志社学長選…得票数ぐらい明らかにしては
【デスクから】「安保賛成」学長が敗れた波乱の同志社学長選…得票数ぐらい明らかにしては
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 同志社大の学長選で、現職学長で、法学部教授の村田晃嗣氏(51)が敗れる波乱があった。コメンテーターとしても活躍する知名度の高い現職学長が敗れるというのは意外な展開だった。

 村田氏はなぜ敗れたのか。関係者によると、安保関連法案をめぐって衆院平和安全法制特別委員会が開いた中央公聴会で、賛成意見を述べたことが影響したという見方があるという。教職員有志が村田氏を批判する声明を出しており、リベラルな学風といわれる同志社にあって安保賛成の立場を示したことで票を失った、という指摘だ。

 いろいろな要因もあるのだろうが、結局、選挙結果は「有権者の判断」ということになるのだろう。ただ、今回の学長選をめぐる大学側の対応にはやや疑問を持った。それぞれの得票数を明らかにしなかったからだ。

 大学側に聞くと、「誰が当選したのかが重要で、これまでも票数は発表していなかった」との説明だった。だが、大差か僅差か、票差が意味を持つこともある。票数が分からないと、どこか釈然としない思いが残ってしまう。(京都総局 河居貴司)

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