ちょい怖?西宮で「レオポン」の剥製展示 昭和30年代生まれ、阪神パークで飼育

展示されているレオポンの「レオ吉」(右)と「ポン子」の剥製=兵庫県西宮市の市立北口ギャラリー
展示されているレオポンの「レオ吉」(右)と「ポン子」の剥製=兵庫県西宮市の市立北口ギャラリー

 平成15年に閉園した兵庫県西宮市の遊園地「甲子園阪神パーク」で飼育されていたヒョウとライオンの交配で生まれた「レオポン」の剥製2体の展示が17日、同市北口町の市立北口ギャラリーで始まった。22日まで。

 展示されたのは、いずれも昭和34年に誕生した「レオ吉」(雄)、「ポン子」(雌)それぞれの剥製。

 甲子園阪神パークでは、34~36年に雄のヒョウ「甲子雄(かねお)」と雌のライオン「園子」との間に5頭のレオポンが誕生した。頭がライオン、体がヒョウに似ており、来場者に人気を集めた。しかし、異種間交配は「自然の摂理に反する」として批判が高まり、以降は生まれることはなかった。

 5頭は死後、いずれも剥製にされた。同パークの閉園後、同市や天王寺動物園(大阪市天王寺区)などに引き取られた。現在、西宮市に引き取られた「ジョニー」(雄)だけが同市鳴尾浜の温泉施設「リゾ鳴尾浜」で常設展示されている。

 今回の「レオ吉」と「ポン子」の展示は、市が今年の市制90周年を記念して開いた美術展の関連企画として実現した。

 会場では、並んでいる2体の写真を撮ることもできる。西宮市上ケ原七番町の無職、新川茂三さん(75)は「若いときに見て以来。ヒョウとライオン両方の特徴があり、見入ってしまう」と話した。

 入場無料。午前10時~午後5時(22日は3時まで)。問い合わせは西宮市文化振興財団((電)0798・33・3146)。