安倍晋三首相は14日午前(日本時間同日夕)、20カ国・地域(G20)首脳会合に出席するため訪問中のトルコのイスタンブール市内で、フランスの首都パリ中心部で13日夜(日本時間14日早朝)に起きた多発テロ事件に関し、「パリにおけるテロ行為に対し、強い衝撃と怒りを覚える。いかなる理由があろうともテロは許されない。断固非難する」と述べた。
首相は「犠牲になられた方々に対し心から哀悼の意を表し、負傷された方々とご家族の皆様にお見舞いを申し上げる」と表明。「日本はテロ未然防止に向け、フランスをはじめ国際社会と緊密に連携し、取り組んでいく」と強調した。国内のテロ対策について「より一層緊張感を持って、海外人の安全確保対策に万全を期していく」と語った。