大同特殊鋼に負担要求 鉄鋼スラグで渋川市など協議

 鉄鋼メーカー大同特殊鋼の渋川工場(渋川市)から出た有害物質を含む鉄鋼スラグをめぐる問題で、県、渋川市、国土交通省関東地方整備局は13日、県庁で会議を開き、今後の対応を協議した。

 会議では、(1)基準値を超えるスラグが使用された工事現場については、撤去、または盛り土や舗装などで表面を覆う(2)基準値以下の場合でも、小中学校など接触リスクが高い箇所は表面を覆う-対応方針が決まった。処理費用については、国、県、市いずれも大同特殊鋼に負担を求めることで一致した。

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