大学生アルバイト6割「トラブル」 賃金問題、サービス残業、学業に支障も…相談窓口活用されず 厚労省「ブラックバイト」初調査 (1/2ページ) - 産経ニュース

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大学生アルバイト6割「トラブル」 賃金問題、サービス残業、学業に支障も…相談窓口活用されず 厚労省「ブラックバイト」初調査 

 学生アルバイトに長時間労働やサービス残業をさせる「ブラックバイト」が社会問題化する中、約6割の学生が賃金の支払いなどでトラブルを経験していたことが9日、厚生労働省が行った初の実態調査で分かった。行政機関の相談窓口がほとんど活用されていなかったことも判明した。

 厚労省は経団連に法令順守を要請するほか、労働法に関する高校生向け教材の作成を検討するなど、対策を強化する。

 調査は8~9月、週1日3カ月以上のアルバイト経験のある18~25歳の大学生、院生らを対象に実施。千人から回答を得た。経験したアルバイトは延べ1961件で、業種はコンビニエンスストア、学習塾、スーパーなどが多かった。

 調査によると、このうち605人(計946件)が「労働条件でトラブルがあった」と回答。トラブルの種類(複数回答)では「採用の際に合意した以上のシフトを入れられた」(14.8%)、「急なシフト変更を命じられた」(14.6%)などが上位を占め、178人が「学業に支障が出た経験がある」とした。準備時間の賃金が支払われない、労働時間が6時間を超えても休憩がないなど、労働基準法違反の疑いがあるケースも確認された。