タカタの中間期は55億円の最終赤字 通期も下方修正、リコール費用増で(1/2ページ) - 産経ニュース

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タカタの中間期は55億円の最終赤字 通期も下方修正、リコール費用増で

 欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)に揺れるタカタが6日発表した平成27年9月中間連結決算は、最終損益が55億円の赤字(前年同期は352億円の赤字)だった。中間期の赤字は2年連続。米道路交通安全局(NHTSA)の制裁金やリコール関連費用を特別損失として計上したことが響いた。28年3月期の最終利益見通しも下方修正しており、経営は一段と厳しさを増している。

 中間期は特別損失で制裁金の約85億円に加え、エアバッグの異常破裂の原因究明のための調査費や弁護士費用などのリコール関連費用として約86億円を計上した。売上高は前年同期比19.0%増の3593億円。

 28年3月期の業績予想は最終損益を従来見通しより150億円少ない50億円の黒字(前期は295億円の赤字)に引き下げた。

 タカタの財務状況は悪化しており、9月末の現預金は548億円と半年で約140億円減少。今後、リコール費用が膨らむ可能性もあるが、記者会見した野村洋一郎取締役は「資金繰りは問題ない」と強調した。