防衛最前線(45)

アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」 国の威信かけた華麗なる飛行

【防衛最前線(45)】アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」 国の威信かけた華麗なる飛行
【防衛最前線(45)】アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」 国の威信かけた華麗なる飛行
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 10月18日に行われた海上自衛隊の観艦式。訓練展示に登場した航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は、一糸乱れぬパフォーマンスで観客を魅了した。

 5機の航空機がスモークを噴射しながら5方向に散開する「サンライズ」、6機が上空で旋回して6つの輪を重ね合わせる「サクラ」、2機が上空でハートを描く「キューピッド」、6機が白鳥をイメージした隊形を組む「スワン・ローパス」、4機が触れんばかりに密集してダイヤモンド隊形をつくる「ファン・ブレイク」…。

 洋上の護衛艦「くらま」からブルーインパルスが繰り出す美技を見上げていた海自幹部も「やっぱり華がある。さっきまで船酔いでダウンしていた少年まではしゃいでいる」と笑っていた。

 ブルーインパルスは主に国民的な行事に参加し、華麗な曲芸飛行を披露する専門チームだ。平成10年の長野五輪開会式や、14年のサッカー・ワールドカップ日韓大会の日本代表初戦にも登場。昨年5月の国立競技場の閉幕イベントや、今年3月に開かれた姫路城大天守の保存修理事業完成記念式典にも参加して会場を沸かせた。年間20~30のイベントで飛行している。

 正式名称は「第11飛行隊」で、宮城県松島基地の第4航空団に所属する。使用する航空機は「ドルフィン」の愛称をもつ国産の「T4」練習機で、青と白のカラーリングがトレードマークだ。

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