マイケル・ジャクソンやローリング・ストーンズの楽曲もしかりで、このクラスの大物の間では、CMに使われることよりも、権利者はアーティストのイメージや楽曲の使われ方を重要なポイントとみて、許諾されるのはレアケースとなってきているようだ。
「日本のCMは早くてもCM放送開始の数カ月前ぐらいに企画が始まるが、こうした著名アーティストの場合は、音楽の決定までに多くの時間がかかる。著名アーティストの楽曲が許諾されるかどうか、そのスケジュールやタイミングの調整作業はやはり難しいのが実情で、こうした洋楽曲を使おうとしても日本側のスケジュールで企画が進められない」という。
このほか、商品の色が着くことを嫌い、「CMに対して許諾しないアーティストは厳としている」。レッド・ツェッペリン、アバなどはそうしたアーティストとされている。