頭に吹き矢?刺さったカモ 10センチの矢が貫通、伊丹

頭部に矢が刺さったオナガガモ=兵庫県伊丹市昆陽池
頭部に矢が刺さったオナガガモ=兵庫県伊丹市昆陽池

 兵庫県伊丹市昆陽池の昆陽池公園の池で28日に頭部に矢が刺さったカモが見つかったことを受け、同市は29日、現地で捜索活動を実施し、矢の刺さったカモ1羽を捕獲した。長さ約10センチの矢が頭部を貫通しており、動物病院で抜き取った上で治療するという。

 午前9時ごろから同市職員が捕獲作業を開始。午後2時ごろ、網を発射するネットランチャーで捕まえた。捕獲されたのは体長約50センチの雌のオナガガモ。吹き矢のような矢が左側頭部からくちばしの右付近を貫くように刺さっていた。

 市公園課などによると、28日午後4時ごろ、男性から「オナガガモとコクガンに矢が刺さっている」と市に通報があった。同課職員らが駆け付け、矢が刺さったオナガガモを発見。コクガンに矢は刺さっていなかったが、池の近くにオナガガモに刺さっていたものとほぼ同じ矢が落ちており、外れた可能性がある。

 県警伊丹署が、何者かが矢を刺したとみて鳥獣保護法違反容疑で調べている。

 同公園は渡り鳥の飛来地として知られ、毎年10月~4月上旬ごろまでカルガモやユリカモメなどが見られる。

 同課の久安研一課長は「自然や生き物と触れあえる市内唯一の場所で親子連れも多い。今後、池周辺のパトロールを強化する」と話した。

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