【世界を読む】ハワイにあいりん地区ができる日 片道切符で飛んで来るホームレス 楽園の「非常事態宣言」(1/3ページ) - 産経ニュース

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ハワイにあいりん地区ができる日 片道切符で飛んで来るホームレス 楽園の「非常事態宣言」

【世界を読む】ハワイにあいりん地区ができる日 片道切符で飛んで来るホームレス 楽園の「非常事態宣言」
【世界を読む】ハワイにあいりん地区ができる日 片道切符で飛んで来るホームレス 楽園の「非常事態宣言」
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 今も昔も憧れの楽園であり続ける米ハワイが深刻な事態に陥っているという。常夏の温暖さが災いしたのか、ホームレスの数が急増しているのだ。その数は、日本全国のホームレスと同規模に及ぶ。ハワイ州知事は10月中旬、ホームレス増加を重大案件ととらえ、非常事態を宣言した。ホームレスについては、日本国内では近年は減少傾向にあるものの、大阪は西成の「あいりん地区」を中心に国内最大規模の路上生活者らを抱える。ハワイのホームレスがこのまま増加の一途をたどれば、近い将来、中心のオアフ島やワイキキビーチにハワイ版あいりん地区ができかねないのだろうか。

全米最多水準のホームレス割合

 最近、ワイキキビーチ近くでもホームレスのテントが張られ、ボランティアの炊き出しに行列ができている光景などを、日本からの観光客らも目にするようになっている。

 地元メディアなどによると、ハワイ州では10年ほど前からホームレスの姿が目立ち始め、ここ2年は特にその増加が著しいという。オアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島などからなるハワイ州の人口は約140万人だが、ホームレスは7000人を超えるといい、住民10万人あたりの人口比でみれば、ホームレスが占める割合は、全米で最大の水準に達している。

 ホームレスが集中する理由については、気候が1年を通じて温暖であることが挙げられる。このため米本土からもホームレスがハワイに移ってくることもあるようだ。中には片道切符で本土からハワイに移住するケースもあるという。