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米マクドナルド「最後の日」の衝撃 「指導力の欠如」CEO断罪 いよいよ金の卵手放す?

 米マクドナルド側では「『オールデイ・ブレックファスト』はわれわれの顧客からのリクエストNo.1だった」と主張していますが、あるフランチャイジーは「『オールデイ・ブレックファスト』は業績アップの切り札にはならない。なぜなら、これのせいで、顧客は(値段の高い)レギュラーメニューから低価格のブレックファストメニューに移行しているからだ」と鋭い指摘をします。

 そして、極論すれば客単価を下げ、現場を「厄災」に巻き込むだけのこの新機軸を打ち出したスティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO、1967年生まれ)にも不信感が渦巻いています。

 あるフランチャイジーは「(イリノイ州)オークブルックの本社からの一貫した指導力の欠如は恐ろしいですが、われわれは失敗した取り組みを乗り越え続けています」と前向きに回答しましたが、別のフランチャイジーは、経営危機を打破するため今年3月、期待を背負ってCEOに就任したばかりのイースターブルック氏の手腕について「私は1970年代の初めからフランチャイジーをしているが、いまのような(しっかりした)リーダー不在の状況は経験したことがない」と厳しく断罪。

 さらに別のフランチャイジーは「彼は(マクドナルド)終焉(しゅうえん)の種をまき続けている」と強く批判し「われわれは素早く注文を受け、商品を提供するファストフード店であり、(東海岸で人気のおしゃれハンバーガーチェーン)『ファイブ・ガイズ』や(メキシカングリルの)『チポトレ』のようなカジュアルなお店ではない」と説明したうえで「(今のマクドナルドの)システムは最後の日の到来に直面している」と警告しました。

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 フランチャイジーの多くがこのように本社や、経営の陣頭指揮を取るCEOを批判するのは無理のないことです。なぜなら、昨今の経営不振で「フランチャイジー全体の30%は債務超過(負債が資産を上回ること)で支払い能力がない」(カリノウスキー氏)状況に成り下がっているからです。

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